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財務管理(企業ファイナンス)(コーポレート・ガバナンス/内部資本市場/資金制約)
現在の日本企業は国際的な競争に勝つことと共に、様々な社会的要請に応えることが期待されています。企業が長期的に発展していくためには、経営者に長期的な視野からの経営を促すコーポレート・ガバナンスが必要であり、従業員や社会などのステイクホルダーに配慮した企業行動も求められます。す。佐々木研究室では、財務管理論をベースに日本企業のコーポレート・ガバナンスや企業の社会的責任(CSR)について実証的な研究を行っています。
本ゼミナールでは学生の自主性が重視され、普段のゼミナール、ゼミ合宿の企画などゼミ活動全般において学生が能動的に運営していきます。和気藹々とした雰囲気の中、学生のモチベーションは高く、講義時間以外にも相応の時間をゼミナールの準備に費やしています。学生には各自が責任感を持ち、能動的にゼミナール活動に参加することが求められます。
普段のゼミナールではゼミ1、2ともに4~5人のメンバーが協力して、研究課題について取り組むグループワークが中心になります。共同作業やプレゼンテーション、ディスカッションを通じて、専門知識を高めると共に、他者と協働する力やコミュニケーション能力を身につけること目指しています。2年次のグループワークではケース分析を交えつつも、企業ファイナンス理論のテキストを用いて理論の骨格を深く理解することが重視されます。3年次のグループワークではコーポレート・ガバナンスやCSRといった観点から各業界を分析していくことが中心になります。年に一回行われる一泊二日のゼミ合宿にはほぼ全員が参加し、二日間に亘り活発な議論を交わします。
ゼミ生の進路では金融機関への就職が比較的多いですが、メーカー、公務員にもバランス良く決まっています。
本研究室では、4年間の学習成果を基礎として、主に企業ファイナンス理論から、コーポレート・ガバナンスや企業の社会的責任(CSR)を中心に日本企業の経営課題について実証的な研究を行います。企業ファイナンス理論の特徴は、抽象的に経営問題を整理した上で仮説を構築し、実際のデータから仮説を検証していくところにあります。また、様々な企業行動を企業経営の最終的な成果である企業価値という観点から評価していきます。企業価値を高めるためには、経営者を長期的視野に向けるコーポレート・ガバナンス、従業員や社会などステイクホルダーとの良好な関係が不可欠であり、どのようなコーポレート・ガバナンス、CSRへの取り組みが企業価値を高めるかを検証することは重要な研究課題と考えられます。コーポレート・ガバナンスに関する研究では、取締役会の構成、株主構成、債権者との関係など様々なガバナンス・システムが研究対象になります。また、CSRに関する対応では企業の環境対応や社会問題への取り組みに加え、男女均等やワークライフバランスへの取り組みも分析対象となります。更に、本研究室では、企業の設備投資や研究開発投資がどのような要因によって決まるか、多角化経営は企業行動や企業価値にどのような影響を及ぼすかなどの経営問題についても研究しています。
- ■ISO14001取得、CO2削減の環境CSRと企業パフォーマンス-CSR総覧を用いた卸売業界における企業価値分析-
- ■NGO・NPOと提携するCSR活動と企業パフォーマンス
- ■CSR活動実施における財務パフォーマンスの実証研究-2008年の系列系企業と独立系企業の比較-
- ■ISO14001のパフォーマンスに関する分析
- ■女性雇用と企業価値への影響
- ■食品製造業におけるCSR活動評価と財務業績の関連性の検証



