生産マネジメント(生産管理/ロジスティクス/工場計画/SCM)
日本経済を支える製造業や卸・流通業などの企業で問題になっている様々なテーマに取り組んでいます。経営戦略をはじめマーケティング、製品計画、情報システム、生産・物流システムなどの構築が企業の成績に直結しており、いかに経営環境に対応したビジネスモデルで競争力を手にするかを模索しています。具体的には、製造業や流通業などが連携を組んで企業の枠を超えた最適化を目指すサプライチェーン・マネジメントや地理的・経済的・建築的制約を満たす工場の計画などに取り組んでいます。企業の人々と共に実際のビジネスシーンで役立つ解決策を提案・実証しています。
本研究室のゼミの目標は、経営学部生が社会に出て最も求められるコミュニケーション能力を身につけることです。具体的には、経営学部で学ぶ 経営戦略、組織、マーケティング、人材資源管理、財務管理、生産管理などの科目で教わる知識や手法を総合的身につけるためにケース・スタディを行います。ゼミ1では、個別の企業について、またゼミ2では業界を取り上げて様々な角度から分析します。ゼミ生は、数名でチームを作り担当する企業または業界を調査・分析し、ディベートや株主総会などで内容を掘り下げます。8割の出席と積極的な発言が求められます。夏の合宿と何回か開催される飲み会は参加が義務付けられており、学年を超えた交流や他大学との交流も予定しています。経営管理総論および演習Ⅰ・Ⅱが望ましい履修科目です。ゼミの日程の中に就職関係の様々なセミナーやSPIのテスト、エントリーシートの書き方などが含まれていて、ケース・スタディと共に就職の準備にもなります。
本研究室は経営コースに所属しており、製造業、流通業を始めとする企業の戦略・オペレーションについて実践的な問題を取上げて研究しています。先ず、企業にある様々な問題を調査・分析することから、解決すべき問題点を抽出します。次に、その解決のためには、 (2)定式化して解析的あるいは数値シミュレーションにより最適性を検証のどちらかの方法を取っています。
重要なことは、卒業研究はレポートとは違い、各研究がオリジナルな視点と手法を持つことと現実的に存在する問題を扱うことです。経営者または現場管理者の観点から、経営上実際に問題になっている状態を改善する研究が多いのが特徴です。
- (1)生産管理・ロジスティクス・SCM関係
- ■倉庫集約によるサプライチェーンの在庫削減
- ■数理計画法を使った新規航空路線増設の可否検討
- ■CO2を削減するVRP方式の検討
- ■出版業流通における在庫削減方式の検討
- ■マージイントランジットによる共同配送の研究
- ■ドライアイスの生産・物流システムの改善策
- (2)産業集積・立地問題
- ■ 富山県に於ける求貨求車の可能性の検討
- ■ボロノイ図による最適金融機関店舗配置
- ■ 再開発すべき街 浅草
- ■群馬県において観光収入を得るビジネスモデル
- ■AEDの配置問題
- ■スーパーでの顧客の動線の研究
- ■放射線構造と格子状構造の道路付け
- (3)経営戦略・業界研究
- ■ ファストファッション業界におけるマーケットニーズの変化
- ■プロ野球球団経営の日米比較
- ■ウナギ養殖企業の餌コスト低減への提案
- ■ジャネリック 薬品の新規投資計画
- ■中古CD・書籍のビジネスモデル
- ■文化財の経済価値
- (4)環境経営関係
- ■ スマートグリッドによる太陽光発電の可能性検討
- ■雨水貯留による水資源利用コストの低減
- ■ガスへの代替可能性の検討
- ■CO2排出権取引における意思決定方式
- ■中古材を使ったゼロエミッション方式検討
- (5)経営情報関係
- ■クラウド環境下でのCIOの役割
- ■クラウドコンピューティングに於けるIT企業の戦略



